1日1回の「しっかり抱っこタイム」

1日に1回でいいですから、一人ずつ、しっかり抱っこしてあげる時間を作りましょう。お昼寝の前や夜寝る前など、お母さんがゆったりした気持ちになれる時間を「しっかり抱っこタイム」と決め、目を見つめながら「お母さんは○○ちゃんが大好きよ」とささやいたりして、少し長めに抱いてあげましょう。

まとめて抱っこされるのが不満足な子どもや、お母さんべったりの子に遠慮してあまり膝に来ない子どもの欲求不満も解消できます。

抱っこして欲しくて泣き続ける

たとえば、ぐずついてどうしても泣き止まない時は、今やらなければならないことをあきらめて、じっくり抱っこしてあげる時間を作りましょう。泣き止ませることだけを目的にするのではなく、ゆっくり語りかけたり、歌を歌ったり、窓を開けて外の空気に触れさせたりします。

どうしても抱っこを終わりにしなければならない時は、「さぁ、○○ちゃん、いい子ね。お母さん、お夕飯の支度をするからね」などと話しかけましょう。もう一人が抱っこをせがんでいる場合も「さぁ、今度は△△ちゃんの番ね」と、両方に言い聞かせます。我慢させるということ、特にふたごの場合は、“順番”を自然に受け入れられるようにしていくことが大切です。