プロジェクト終了に伴うデータの活用について

平素より首都圏ふたごプロジェクトの調査にご協力いただき、どうもありがとうございます。

ToTCoPだより第26号にてお知らせしました通り、2022年度をもちましてToTCoP としてのプロジェクト活動をひとまず終了させていただくことになりました。これはひとえにチームリーダーの安藤が慶應義塾大学を定年退職することになったことによるものです。

20 年の長きにわたり、数多くのふたごのお子さんとそのご家族のご協力のもと、世界的にも有数の双生児研究の拠点として、数多くの業績を出させていただいてまいりました。ここに研究スタッフ一同より、厚くお礼を申し上げます。


●プロジェクト終了に伴うデータの活用について

みなさまに調査にご協力いただく際の同意書に記していたように、プロジェクトが終了したあとも、みなさまからいただいたデータを、匿名化して研究に使わせていただくことに、改めてご承諾をいただかなければなりません。本来はひと家庭ごと、データごとに一つひとつ承諾をいただかねばならないのですが、それではご負担がかかり過ぎてしまいます。そこで、もしこの時点でふたごのお子さまやご自身のデータをデータベースから削除することを希望される方がいらっしゃいましたら、リンク先のフォームより、削除を希望されるデータをお知らせください

なお同意の段階では、データの削除をいつの時点でもできるお約束になっておりました。またこれからも個別にお問い合わせをさせていただく可能性がありますので、ID 番号に連結されたご氏名や連絡先の個人情報のデータは、引きつづき個人情報管理者のもとで、研究者には知らされない形で厳重に保持させていただくことをお願いさせていただきます。もしご登録いただいている個人情報を含め一切を削除することを希望される方がいらっしゃいましたら、先ほどと同様に以下のフォームより、その旨お知らせくださいますよう,お願い申し上げます。

このような形で、データをすべてこれまで通りに使わせていただくことをお認めいただける場合は、ご返答には及びません。勝手を申し上げ恐縮ではございますが、フォームでの回答は原則として2023年4 月末日までにお願いいたします。ただしそれ以降も、もしお考えが変わりましたらご連絡をいただければ対応させていただきます。


*データ利用の承認に関する回答フォーム

https://forms.gle/K1Fme3Pt852rNSu66

*ToTCoP 協力家庭のうち2003 年から2011 年生まれのふたごのお子さまとその保護者さまに,2018・2020・2022 年にお願いしてきた「学力と生きる力のふたご家族調査」は,今後も継続いたします。次回の郵送調査は2024 年2 月の予定です。引き続きご協力いただけますようお願いいたします。


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首都圏ふたごプロジェクト 代表 安藤寿康