二人とも母乳で

背もたれがある椅子やソファーに少し足を開いて座り、子どもたちを一人ずつ、太ももにはさむようにして座らせ、授乳します。

畳の上に座ったり、あぐらをかいたりして、一人を普通に抱き上げて授乳します。もう一人は、脇の下にクッションやバスタオルなどを置いてちょうどよい高さに調節し、その上に寝かせるようにして授乳します。

一人は母乳で、一人はミルクで

ミルクの方の子をベビーラックに座らせ、母乳の方の子が乳首に吸いつき始めたら、ミルクの子にほ乳瓶をくわえさせます。ミルクの子とお母さんの距離があまり離れない方が、ミルクを吐いたりした時の対処が楽です。

なお、授乳のたび、あるいは1日おきに交代するなどして、母乳の子とミルクの子が固定しない工夫が大切です。

(ミルクでないとダメ、母乳でないとダメ、というそれぞれの好みが出てくることがあります。そういう時は、あえて交代に飲ませることにこだわらなくても大丈夫です。)

二人ともミルクで

二人をベビーラックに寝かせるか、頭を高くして布団に寝かせ、授乳します。ほ乳瓶をずっと手で支えているのがつらい時は、タオルなどでほ乳瓶を支えます。ただし、必ず付き添って、目を離さないでください。ほ乳瓶に赤ちゃんの手を添える真似事をしていると、いつの間にか自分で持ってくれるようになります。

ご紹介したいずれのやり方も、ふたごそれぞれの授乳時間やウンチの状態などを書き留めておくとよいでしょう。お母さんも疲れてくると、どちらに授乳したのかわからなくなってしまうことが多いからです。