「慶應義塾ふたご行動発達研究センター」では、これまでに双生児とそのご家族のみなさまからさまざまな調査を通じて、大量のデータをいただいてまいりました。これらのデータは、それぞれの調査でご説明をさせていただき、ご同意をいただいたとおり、慶應義塾大学内の専用サーバによって保管し、このサーバと外部ネットワークとの通信は、ルータ及びファイヤーウォールによる遮断・保護を行っており、研究者がサーバへアクセスする際はアカウント、パスワードによって制限され、通信を暗号化することによって、外部にデータが漏洩することのないように管理されて参りました。 しかしながら諸事情により、2017年よりこのサーバが停止されることになりました。そこで今後はGoogleが提供・管理する外部データ管理システム”G-Suite for Education”に移行することにしたいと考えています。つきましては、みなさまからいただいたデータを、このような外部システムを利用して管理することにご同意をいただけるか確認させていただきたく存じます。 *G suite for Educationとは “G suite for Education”はGoogle 社が「教育機関向け」に提供しているサービスです。このシステムは慶應義塾でも、大学教員や学生のメールのサービスでも用いて運用していることからも、一般に信頼できるものと考えられます。とくにこのシステムのセキュリティーは、セキュリティー・ポリシーにしたがい「2 段階認証プロセス」によって管理されます。これはGoogle の企業アカウントにログインするときに、携帯電話で受け取った追加コードの入力をユーザーに強制することにより、パスワードのセキュリティを強化するものです。こうすることにより、パスワードが侵害された場合にも不正アクセスを防ぐことができるようになっています(くわしくはhttps://support.google.com/a/answer/139019?hl=ja をご覧ください)。 *外部管理するデータ このたび”G suite for Education”上で管理するデータは以下のようなものです。
これらのデータは、これまでと同様に、氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどいった個人情報は含まれておらず、すべてID番号だけがつけられたもので、個人情報とはこれらID番号だけで結びつけられた「連結可能匿名化」された形で管理されます。 以上のような形をとることで、みなさまから頂いたデータが、個人情報とともに外部に流出することは一切ないことになります。また繰り返しになりますが、データそれ自体に個人情報が含まれると考えられる遺伝情報、脳画像情報、動画像、顔形状のデータは、上記のとおり、含まれません。 もしご自身のデータを”G suite for Education”で管理することにご同意いただけない場合は、下記「お問い合わせ先」へメールあるいは文書でご連絡をいただきたく、お願い申し上げます。 ご同意いただけない場合は、いただいたデータをデータベースから削除いたします。なおその際に、個人情報との連結がなさない連結可能匿名化の状態で教育用としてデータを利用させていただけるかどうかを確認させていただきます。 【データの外部管理に関するお問い合わせ先】 inquiry@kts.keio.ac.jp 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾ふたご行動発達研究センター |
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