ToTCoPでは、アンケート、ニルス(光トポグラフィ)、家庭訪問、なかまの4つの調査班から成り立って、さまざまな角度からふたごのお子さんの成長を見守っています。この調査によって、人間の心と体の成長に及ぼす遺伝と環境の要因の関係が明らかになるばかりでなく、ふたごやふたごのご家庭ならではの問題を掘り起こし、その支援に役立つ情報も集めています。慶應義塾大学に拠点を置きながら、さまざまな研究者やアシスタントが力を合わせて、プロジェクトを進めています。 慶應義塾大学では、もう一つ、青年から成人のふたご研究を行っている「慶應義塾双生児研究グループ」(Keio Twin Study,KTS)があります。ToTCoPとKTSは、いわばきょうだいの関係にあり、このふたつを合わせて「慶應義塾ふたご行動発達研究センター」(Keio Twin Research Center, KoTReC)がつくられています。